印刷入稿エラー解決
入稿で「仕上がりサイズが違う」「ページ数が合わない」と言われた時の直し方
サイズとページ数は、印刷所が最初に弾く不備です。直すべきは3点── (1) PDFの仕上がりサイズが注文した本のサイズと一致/(2) 全ページが同じサイズ/(3) 中綴じはページ数が4の倍数。 この記事で原因と直し方が分かります。
(1) 仕上がりサイズが注文と一致しているか
PDFの仕上がりサイズ(断裁後の寸法)が、注文した本のサイズと違うと差し戻されます。定番サイズ(mm):
B5 = 182 × 257 A5 = 148 × 210 A4 = 210 × 297 B6 = 128 × 182 A6・文庫 = 105 × 148 (塗り足し3mm込みのPDFサイズは、各辺 +6mm:例 A5 → 154 × 216)
※塗り足しについては 塗り足し3mmの付け方 を参照。
(2) 全ページが同じサイズか
ページごとにサイズが混在していると製本できません。よくある原因は、表紙と本文を別ソフトで作って寸法がずれた、 一部ページだけ別サイズのテンプレで作った、など。本文は全ページ同一サイズに揃えてください (表紙は別データで入稿する印刷所が多い)。
(3) 中綴じはページ数が4の倍数
中綴じ(紙を半分に折ってホチキスで綴じる製本)は、1枚=4ページ分になるため、 本文の総ページ数は必ず4の倍数(8, 12, 16…)にします。足りない場合は白ページを追加して調整します。 無線綴じ(背を糊で固める製本)は1ページ単位でOKなので4の倍数の縛りはありません。
※表紙・遊び紙をページ数に含めるかは印刷所によって異なります。入稿先の数え方を確認してください。
無料のプリフライトにPDFをドロップすると、各ページの仕上がりサイズ・サイズ不揃い・総ページ数をまとめて判定します。 PDFはサーバに送られないので、未公開の原稿も安心。完全ブラウザ内・アップロード無し。
PDFをドロップして確認する →よくある質問
表紙も入れて4の倍数にする?
中綴じの「本文」を4の倍数にするのが基本で、表紙を含めるかは印刷所により異なります。多くは表紙を別データで入稿します。入稿先の指定を確認してください。
サイズが数mmだけ違うけど大丈夫?
断裁は数値どおりに行われるため、指定サイズちょうどに揃えるのが安全です。塗り足しを仕上がりサイズに含めてしまっているケースが多いので、仕上がりと塗り足しを分けて確認してください。
ページ数が4の倍数にならない
中綴じなら白ページ(または扉・奥付)を足して4の倍数に調整します。どうしても合わない場合は無線綴じへの変更も選択肢です。